【4】100切り達成のコツ

次のコースで使える!ゴルフ100切り達成に必要な4つのコツ

はじめに

ゴルフを始めてスコアを意識し始めると、必ず出現する言葉、それは「100切り」です!

その名の通り、ゴルフのスコアが100を切る事を意味しますが、なかなかハードルは高く100切りを達成出来るのは、全体の約3割とも言われています。

今回はそんな「ゴルフの100切り」を達成するために必要な”4つのコツ”をまとめました!

『100切りまであと一歩』という人から、『100切りの経験はあるけど、なかなか安定しない』といった方に向けたページです。

このページを読んでいくことで、 『100切り達成』に必要な考えや方法を学ぶことができ、スコアの短縮に繋がると思います。

今回ご紹介する内容は、筆者がスコア105~110あたりを彷徨っていたころに、シングルプレイヤーの友人から聞いた話です。

賛否はあると思いますが、皆さまのゴルフ100切りの「きっかけ」になれば幸いです。

【ゴルフ100切りのコツ①】100切りに”パー”はいらない!?

まず、「100切り」をスコアの観点で見てみると、以下の事実が浮かび上がります。

「ダブルボギー9回」と「ボギー9回」で100切り達成!

そう、ゴルフの100切りに”パー”はいらないのです!

仮に、全部ダボでもスコアは「108」。ここから逆算するとボギーを半分の9ホールとれば、これで100切りを達成できるということになります。

100切りが出来そうでなかなか出来ない方は、無意識に「パー」を狙っていないでしょうか?当然これが悪いという事ではないですが、

 ゴルフ100切りのスコアマネジメントとして重要なのは、「パー」ではなく「ボギー」を狙いに行くということです。

例えば「パー4」のホールでボギーを取りに行くのであれば、3オン2パットで十分で、
2オンを無理に狙いに行かないことが重要です。3オンで十分であれば、一打一打にかかるプレッシャーが下がりメンタル面も多少楽になるはずです!

ポイントは、

・「パー」はあくまでラッキーな結果と割り切ること。
・ 常に「ボギー」を狙い、半分は「ダボ」で問題ないと思うこと。

まずこの2点を意識することが、100切りまでの第一歩と考えます。

【ゴルフ100切りのコツ②】パターは徹底的に”距離重視”で打つ



実はパターはスコア全体の「約4割」を占めるといわれます。そう、パターの比率は意外と多いのです!

たとえドライバーやアイアンでナイスショットを連発しても、パターが苦手では100切りは、一気に遠ざかります。

ではどうすれば良いのか??

ここでは重要なパターの戦略についてご紹介します。

まず、100切りの観点で逆算するとパターは「40パット未満」でOKとなります。仮に18ホール全て「2パット」で納めると「36パット」になります。

ですので、基本パットは「2パット」でクリアし、3ホールは「3パット」でも良しということです。

でもこれって意外と難易度高いですよね。。
特にパターが苦手な方であれば、遠い距離からのパターは気を抜くと「3パットや4パット」でフィニッシュという事もよくあると思います。

さすがにパターは一朝一夕で上手くなるものではありませんが、すぐに実践できるポイントとして、まずは「距離感」を重視にしてください。方向性のミスなら事故に繋がりにくいですが、距離感のミスは大事故に繋がりやすいです。
したがって、まずは「距離感」を重視することが大切です。

パターの効果的な練習方法とは?


パターで重要なポイントをお話ししましたが、実際パターって「打ちっぱなし」ではなかなか練習しないですよね。。ではどうすれば良いのか??

そこでオススメな練習方法が、「自宅で毎日1メートルのパットを練習」をすることです。
筆者は大体2日に一回程度でやっていますが、スコアアップにも活きています。

実際のコースでもショートパットを打つことはとても多いですが、残り1メートル程の短いパットを外すと、たいていは3パットでフィニッシュ。場合によっては4パットとなり、
これだけで、100切りは非常に厳しくなります。

そのため普段から「至近距離のパット」を鍛えておくことが重要です!

自宅練習用パターでおすすめの練習マット

ティーショットは150ヤード以上飛べばOK


ティーショットで心がけたいのは、OBやバンカーを徹底的に避けること。
そして距離は150ヤード以上あれば十分であるという考えです。

個人差はあると思いますがスコアが100を切るか切らないかといったレベルの方であれば、
ドライバーの飛距離の平均飛距離は200ヤードを超える方も多いと思います。
特に練習場でナイスショットが出れば「250ヤード」を超える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、あくまで100切りの観点で考えると、コースでは「会心のショット」は決して要らないのです。あくまで2打目を普通に打てる位置におくことが重要です。
最も危険な考えは”少しでも飛ばそうと、マン振り”をすることです。
マン振りは力みに繋がり、OBの量産等、不のスパイラルを生むきっかけになります。

仮にドライバーよりもウッドが得意であれば、無理にドライバーを使う必要も全くありません。実際に私の友人でも、ティーショットでドライバーはほとんど使わず、ウッドを中心に打つ方がいますが、その方は平均スコア80台と上級者レベルです。

ゴルフコースは、男性であれば400ヤード前後のパー4が多くを占めますが、
3打目でグリーンの20ヤード以内に置くことを目標とすると、
こんなシナリオが立てられます。

1打目:ドライバー170ヤード(残り270ヤード)
2打目:6番か7番アイアンで150ヤード(残り120ヤード)
3打目:9番かピッチングで極力グリーン上に乗せる

あとは2パットで沈めれば「ボギー」となり、
これを半分の9ホールで成功させれば、100切りは大きく近づきます。

なるべく初心者用のクラブを使う

最近のゴルフクラブはとても性能が高く、使い勝手の良いものがたくさんありますが、
スコアはクラブによって大きく差が出るのも事実です。

個人差もあると思いますが、100切りの観点からおすすめするのは、
【初心者用のクラブ】を使うことです。

そもそも上級者向けクラブと初心者向けクラブの違いは、
ざっくり分けると以下のようになります。

上級者向けクラブの特徴
1)クラブ重量が重い
2)ヘッドが小さい
3)シャフトが硬い

初心者向けクラブの特徴
1)重量が軽い
2)ヘッドが大きい
3)シャフトが柔らかい

概ねこのような特徴があげられます。

なお、ゴルフの”2大ミス”として代表的な玉の上部をたたく「トップ」や玉の下の地面をたたく「ダフリ」がありますが、特にアイアンなどで自分に合わないクラブを使うとこれらのミスを誘発する可能性が高くなります。

そのため、ゴルフクラブ選びでは極力、初心者向けの「やさしいもの」を選ぶことが重要です。「ちょっと難しそうだけど”石川遼くん”が使っているあのクラブ」を選ぶことは、とりあえず100切りを達成するまで控えましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「ある程度の下地がある方」であれば、特にマインド部分の意識を変える事で、かなり効果的かと思います。

余談にはなりますが、実際に100を切ってみると、今度はなかなか100以上を叩かなくなるというなんとも不思議な話もよく聞きます。

特に今スコアが100~110あたりの方は、上記の何かが欠けている可能性が高いと思いますので、是非参考にしていただければ幸いです。