ゴルフのパター用語にある「順目と逆目」。この言葉の意味ご存知でしょうか??
聞いたことはあるけど実はよく知らない。。という方も多いのではないでしょうか?
これらはグリーン上の芝の生え方を表す用語で、パターを打つときの「距離感」や「曲がり方」に直接影響を与える重要な言葉となります。
後ほど詳しく説明しますが、まずは簡単な説明から。
順目は、ボールからカップの間の芝の芽が、カップに向かっている状態で、パットのスピードが速くなりオーバーしやすくなります。
逆目とはその反対で、芝の抵抗を受けやすい状態のため思ったよりもショートする・・・なんていう事に繋がります。
要するに、順目だと良く転がり、逆目では芝目の抵抗を受けて転がりが少なくなるという事です!
実際のコースで良くあるケースとして、”芽の影響が少ない”「ベントグリーン」で、芝目を気にせずに打ったところ、実は「逆目」だったため、ショートしてしまった。。なんて事があります!
「順目、逆目」を知っているか知らないかで、パッティングの戦略が大きく変わりますので、是非この機会に覚えていただけたらと思います。
- 芝目の基礎〜実践的な知識
- 順目と逆目の戦略
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【はじめに】そもそも芝目とは?
芝目とは、芝生の方向のことを指す言葉です。
少しマイナーな言葉ではありますが、別名「グレイン」とも呼ばれます。
パターでは芝目を読むことが重要で、傾斜や一緒にボールの転がりを計算して、強弱や方向性を決めなければいけません。
芝目には芝の倒れ方により呼び方が決められていて、ボールからカップ側へ向かう芝目を「順目」その反対を「逆目」と呼んでいます。
また、併せて知っていただきたい知識として「芝の種類」があります。
日本のゴルフ場では、以下の2種類のグリーンの芝種が使用されています。
- ベント芝
- コーライ芝
一般的には「コーライ芝」のほうは葉が硬くしっかりしているため、芝目の影響が強いとい言われ、反対に「ベント芝」は葉が細くて柔らかいので、芝目は弱いと認識されています。
ベテランゴルファーの中でも「ベント芝では芝目を読む必要はなく、”傾斜だけ”見れば良い」という意見も多くあります。ただし、「山岳コース」の場合は、ベント芝でも芝目が強いコースもよくあり、思いがけずよく転がる、なんてこともあると思います。。
いずれにしても、カップ周辺の芝目はチェックしておいて損はないです!
純目と逆目とは?
まず順目とは、ボールからカップの間の芝の芽が、カップに向かっている(流れている)ことを言います。順目では、一般的にパットのスピードが速くなりオーバーしやすくなります。
逆目とはその反対で、カップからボールに向かって芝が流れている状態を言います。このことから、逆目では、パットスピードが遅くなり、思ったよりもショートする・・・なんていう事も多くなります。
また、芝が右から左に向かって伸びている場合は、ストレートに見えるパットでも左に切れてしまうことがある・・・というわけです。
要するに、順目だと良く転がり、逆目では芝目の抵抗を受けて転がりが少なくなるという事です。
順目と逆目の見分け方は?
次に、順目と逆目の見分け方について解説します。順目か逆目かの見分け方はいくつかあります。
基本スタンス:腰を落としてラインをチェック
まず順目と逆目の見分け方の「基本スタンス」ですが、通常、明らかに大きな傾斜であれば立って確認できますが、微妙な傾斜は、目の高さを低くしないと見えないものです。良くプロがグリーン場で屈んで芝目を読んでいるあれです!芝のラインを見るときは、腰を落とし屈んだ状態でチェックするのが基本です
水の流れる方は順目
芝生は植物なので、基本的には水の多い場所へ向かい成長を続けます。ゴルフ場でいえば海や川、ウォーターハザードのある方向へ伸びる傾向があるという事です。
例えば、グリーンに水が流れている場合、当然水は、高い方から低い方に流れるので、それがそのまま芝目となります。カップの奥に”水気”がある場合の芝生の目は、稀に例外はあるにしても、ほぼ【順目】と見て問題ないかと思います。
光の反射を利用して芝目を読む
一般的に「順目」は光の反射で芝が白く見え、逆目は影で黒く見えると言われます。しかし、これはとても難しい見分け方と言っていいでしょう。特に初心者にとってみれば、どこも同じ色に見えるものですし、グリーンの中に入り組むように芝目が混在しているゴルフ場もあり、とてもむずかしいと思います。。
カップの真上から観察
芝目を読むときは、地面から離れたほうが分かりやすいことが多いと言われます。カップの真上から見るとわかることがあります。カップ周辺の芝目は、葉先があるほうへ向かって「順目」になっていると言われます。
芝目がわかる、パットトレーニングアプリGREEiN
なお、最近では「GREEiN」という。パットのトレーニング用にアプリもあります!GREEiNは練習の際、グリーンを読む目を鍛えるのに役立つアプリでなので是非活用してみてはいかがでしょう?
GREEiNは、プロも読むことが難しいといわれる芝目と傾斜を分析してくれる 最強グリーンリーダーアプリです。 グリーンを読む力を鍛えたい人には最適のトレーニングアプリです! 使いやすくておしゃれなこのアプリは、 三つの主要な機能を揃えています。 GRAIN readerは携帯のカメラを使って芝目の向きと強さを分析してくれます。 SLOPE readerは携帯の加速度計を使って傾斜の方向と角度を分析してくれます。 PUTT readerで両方を同時に分析して、ボールの転がる方向を推測しやすくします。 パッティングに必要な情報の全てが指先にあります! GREEiNを使えば、グリーンを読む力が身に付き、パットが楽しくなります。
終わりに
芝目を読めるようになると、「逆目だから強めに打とう!」「順目で下りだからオーバーしないように調整しよう!」など、パッティングの調整を自分なり考えて行うことができるようになります。
パットは1打1打が本当に重要です。ドライバーで300y飛ばすのも、たった50センチのパターを打つのもどちらも同じ1打になりますので、パターのレベルアップはスコアに直結します!特にゴルフスコア「100」を超える方であれば、パッティングの上達だけで100切り達成も十分ありえると思います。
是非芝の読み方を理解して、大事な一打を少しでも有利に進めていただけたら幸いです!
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