はじめに
突然ですが、皆さまは「ゴルフ用語」どれぐらいご存知ですか?
コースによく行かれる方は、大体ご存知かもしれませんが、
ゴルフ初心者の方は、実際のコースで飛び交う用語が分からず、
自分だけ付いていけない・・・という経験があるかもしれません。
実際にゴルフには専門用語が多く、全部覚えるのはとても至難です。。
そこで今回は、「実際のコース」でよく使うゴルフ用語を、
シーン毎にまとめてご紹介したいと思います。
コースでよく使う用語
まずはコース上でよく使うゴルフ用語をまとめました。
実際のコースで「必ず」と言ってよいほど使われる用語なので、
特にゴルフ初心者の方は、この項目の用語をなるべく多く覚えておきましょう。
オナー
そのホールで最初に打つ人のことを指し、名誉(Honour)という単語からきています。
最初のホールはくじ引き(ティーイングエリアに置いてる銀色の棒)で決め、
2ホール目以降は前のホールで一番スコアが良かった人がオナーとなります。
よく「オーナー」と間違えやすいので注意してください。
OB(アウトオブバウンズ)
「オービー」はラウンド中に何回か聞く言葉だと思います。
プレーが許されない「コース外区域」のことです。
OBに入ると1打罰を加え、そのショットを打った位置からやり直しとなります。
ファー
OBに関連してですが、隣のホールなど、人のいる場所にボールが飛んで行った場合などで、
危険を知らせるために叫ぶ言葉です。万が一にでも、当たってしまったら大変なので、
少しでも危険と感じたら、打った直後に「ファー」と大声で言いましょう。
暫定球(ざんていきゅう)
打ったボールがOBに行ってしまった気がする……
この場合は次のボールが見つからずショットが打てないかもしれないので、
暫定球を打ちます。OBなどでボールが見つからない場合は、この暫定球でプレイします。
同伴者には「暫定球を打ちます」とハッキリ宣言するようにしましょう!
ドロップ
池や修理区域にボールが入ってしまったとき、ボールを拾って膝の高さから落とすこと。
ロストボール
OB等に入って見つからないボール。紛失したボールのことを指します。
キック
ボールが斜面などに当たって弾んで転がること。
プレー中は「キックして戻ってきた」等と言われます。
OK
短いパットを、打たずに「打って入った」ことにするローカルルールです。
グリーン上で周りの人からオッケーと言われたら、
1打足してそのホールは終了することになります。
ドッグレッグ
フェアウェイが大きく曲がったホールの事です。
doglegは、「犬の後ろ足」のように「くの字」に曲がっているという
意味からきています。 右に曲がるコースは「右ドッグレッグ」となります。
実際はホール終了後、「次のコースはどんな感じ?」「右ドッグですね~」
といった会話で使われることが多いです。
シャンク
フェースの根元にボールが当たって、右に飛んでしまうこと。
実際のコースで出てしまうと、なかなか修正が大変です。。。
スライス
ボールに右回転がかかってしまい、右に曲がること。
ドローボール
打ったボールが落ちるときに、右から左に曲がること。
スライスの反対のイメージで覚えましょう。
ひっかける
球が狙いよりも左に飛んでいくこと。
ダフり
ボールの手前の地面をたたいてしまうこと。
実際のコースでアイアンを打った時に、
「ちくしょう、ダフッた・・・」といった声をよく聞くかもしれません。
トップ
ボールの頭をたたいてしまうこと。
冬場など、寒い中のゴルフでトップすると
結構手がジーンと痛むことがあります・・・
フェアウェイ
ティからグリーンまでの間の芝生が短く刈られたエリアのこと。
ラフ
フェアウェイの外側に配置された芝生の長いエリアのこと。
ヤード
距離の単位です。1ヤードは約90センチメートルになります。
ロングホール
パー5のコース。 ※パー3のコースはショートホールになります。
スコア
パー
ホールに定められた規定打数のこと。
ボギー
パーより1打多いスコアで終了すること。
ダブルボギー
パーより2打多いスコアで終了すること。「ダボ」と言ったりもします。
ダブルパー
パーの2倍のスコアで終了すること。
バーディー
パーよりも1打少ない打数でホールを終了すること。
イーグル
パーよりも2打少ない打数でホールを終了すること。
アルバトロス
パーよりも3打少ない打数でホールを終了すること。
ホールインワン
一打目でボールがホールに入ること。
シングル
ハンディキャップが9以下の人。つまり、かなりの上級者。
ハンディキャップ
実力差のある人たちが公平に楽しめるように、スコアを調整するための数字。
少ないほうが上級者です。
年齢や性別、技量レベルの差を越えて一緒に競い合えるゴルフ特有の制度のこと。
数値で表わされ実際のスコアにハンディキャップを加味したスコアでゲームを
楽しむことができます。
ハンディキャップには、日本中で(申請すれば世界でも)通用する公式の
「JGAハンディキャップ」や、どこかの会員権を持っていてそのゴルフ場の
コンペ等で通用する「クラブハンディ・プライベートハンディ」等、さまざまあります。
ゴルフクラブ
ゴルフクラブ
1番ウッドのこと。主に一打目に使います。
ウッド
ヘッドが大きいクラブ。昔は木製だったが、今はステンレスやチタン製が多い。
フェアウェイウッド
ティーアップしなくても使え、フェアウェイで使うことを目的にしたウッドクラブ。
スプーン
3番ウッド。
パフィー
4番ウッド。
ユーティリティ
フェアウェイウッドとロングアイアンの中間に位置するクラブ。
アイアン
ヘッドがチタンやステンレスなどの金属でできているクラブ。昔は鉄製だった。
ロングアイアン
3番4番5番アイアンのこと。
ミドルアイアン
6番7番8番アイアンのこと。
ショートアイアン
9番アイアン、サンドウェッジ、ピッチングウェッジのこと。
サンドウェッジ
主にバンカーで使うクラブ。「SW」と略す。
ピッチングウェッジ
グリーン近くで寄せるためのクラブ。PWと略す。
アプローチウェッジ
グリーン近くで寄せるためのクラブ。AWと略す。PWより角度が大きい。
パター
グリーン上でボールを転がすために使うクラブ。
シャフト
クラブの棒の部分。
フェース
クラブがボールにあたる面のこと。
ヘッド
クラブの先についている、ボールを打つ部分。
ロフト
フェースが傾いている角度。
ヘッドカバー
クラブのヘッドに傷がつかないようにかぶせるカバー。
まとめ
ゴルフは専門用語が多く、特にゴルフ初心者の方は、
最初は耳慣れない言葉も多いので「??」になってしまうことも多いかもしれません。
実際にラウンドをしていると、いたるところで難解なゴルフ用語が飛び交います。
ゴルフ用語は一度に覚えようとしても難しいと思いますので、
実際のラウンドを通じて徐々に覚えていけば問題ないと思います。
一緒に行く人が詳しい方であれば、色々と聞いてみるのも良いでしょう!
これからラウンドデビューされる方は、<コースでよく使う用語>を中心に、
覚えておくとよいと思います。