そもそもゴルフの100切りとは??
ご存知の方も多いと思いますが、ゴルフの100切りとは、18コースの合計打数を100未満でラウンドすることを言います。
100切りは初心者と中級者の境目と言われていて、100切りの壁を越えると中級者のレベルとも言われています。
どんなに上手いプロやでも必ず100切りの壁はありますが、これがなかなか簡単に超えられるものではありません。。
今回はそんなゴルフの100切りについて、実際どれぐらいの割合で達成しているのか、調査しました!
100切りを達成できる割合ってどれくらい??
それでは、さっそく100切りを達成しているゴルファーの割合はどのくらいなのか??
結論は、全体の約3割のようです!!
これはGDOで実施した過去に実施された調査の結果ですが、逆に言うと約7割のゴルファーは100を切れていない結果になります。。
①100切り達成までの期間は?
次に、実際に100切りを達成した方がどのくらいの時間が掛かったのかを見てみると、1〜3年以内で達成した方が、最も多い結果になっています。
反対に10年以上やっていても100切り出来ない方も少なくとも15%程度はいるようです。
このことから、長くゴルフをやっていれば、必ず達成できるものではないことがお分かりいただけると思います。
※出典 GDO
②100切り達成に必要なラウンド回数はどれぐらい?
もう一つの調査結果として、(株)ゴルフライブの調査によると、
▼100切り達成までに掛かったラウンド数は、
- 約40%→10〜30回で100切り達成
- 約30%→30回以上で100切り達成
という調査結果となったようです。
1ヶ月に一度のペースであれば、約3年程が平均になりそうです。当然ゴルフを長く続ければ続けるほど、それだけ100切りを達成できる確率は上がりますが、一概に回数で測ることは難しいところです。
私の知人で1年未満で100切り達成した方がいますが、それこそ毎月何回も、ゴルフの魅力に取り憑かれたように集中して行って、結果として1年未満で100切り達成という事でした。
実体験と肌感覚での割合
実際筆者も恥ずかしながら100切りまでには、かなり時間を要しましたが、実体験として感じていることは、
ゴルフに対するモチベーションによって、100切り達成までの期間は飛躍的に早まる!
ということです。
ゴルフがあくまで付き合いであったり、あまり前向きでない(研究しない)モチベーションであれば、上達の速度は鈍化するため、いつまで経っても100切り出来ない状態になりますし、反対にゴルフが好きで理論の勉強や練習を前向きな姿勢でやれば、以外とすんなり100切り達成出来ると思っています。
次の章からは、100切りがなかなか出来ない方の特徴や100切りの方法まで、分かりやすく解説します。個人的におすすめ動画も紹介しますので、是非参考にしてください!!

100を切れないゴルファーの特徴
100を切れない方の特徴は、千差万別ですが、Youtubeで40万回の再生数を誇る「中井プロ」の動画いわく、100切り出来ない方の主な特徴は、自分の欠点が見えていないことです。
例えばパターが苦手な人が、練習場ではドライバーばかり練習していたり、アイアンがいつも上手くいかないのに、家でパター練習してばかりいるなど、自分の課題の認識とそれに向けた練習を行なっていないことが特徴です。
確実に100を切るための鍵とは?【中井学プロレッスン】
▼中井プロの動画がとても分かりやすいので、ぜひ参考にしてみてください!
この動画では、100切り出来ないゴルファーの特徴やそれに向けた改善策を分かりやすく説明しています。
まず、100切りの意識として、練習方式の見直しや、コースマネジメント方式、二桁の大叩きだけは避けてほしいなど、絶対に見て損はない動画だと思います。15分程で終わるので、是非参考にしてみてください。
ゴルフ100切りを達成に役立つ、コースマネジメント
100を切りは決して簡単なことではありませんが、なかなか達成できないかたは、コースマネジメントを意識してプレーをすることで、以外とすぐに達成出来るかもしれません。
特に重要な3つのポイントをお伝えしますので、参考にしてみてください!
①スコアマネジメントの意識
まず18ホール全てパーで回ると、スコアは72になることはご存知の方も多いと思います。100切りのスコアマネジメントでは、まず以下の2点を認識してください。
- 全てダブルボギー→スコア108
- 全てボギー→スコア90
要するに、半分の9ホールはダボ、残り半分はボギーでも、スコアは99で100切り達成なのです!!
極端な話、パーはいらない!という事になります。はなからパーを狙いに行く意識ではなく、ボギーで十分と思うことが大事です。
②ペナルティを徹底して避ける
続いて抑えてほしいポイントは「ペナルティーを徹底して避ける」です!!
理由は単純に一打損するからです、、、
具体的には以下の3つになります。
- OB
- 池ぽちゃ
- バンカー
この中で特に注意が必要なのは、ズバリOBです!
多分これが一番多いのかなと思います。OB対策のポイントは、
- 絶対に飛ばそうと考えない!
- とりあえずフェアウェイに!
- ドライブを使わないことに躊躇しない!
大事なのは、飛ばそうと意識をすれば大ミスに繋がりますので、リラックスして軽く打つこと!また調子が悪い時は躊躇なく5番ウッドなどに切り替えて打ちましょう。必ずしもドライバーで打つ必要はありません。個人的な経験からも、ウッドを使うと以外とペースを取り戻せるものです。笑
次にバンカーですが、
個人的には深いバンカーに入ってしまった時に、大叩きをする可能性が高いと思います。
特にグリーン周りで注意が必要です。。
なので、グリーン周りにバンカーがある時は、例え遠回りをしても、なんとしてでもこれを避ける意識を持ってください!
③ホールレイアウトを把握する
続いてのポイントは、ティーショットを打つ前のホールレイアウトの確認です。
根本的に、やらないよりやったほうがベターだという点と誰でも出来る事がポイントです。なので、面倒くさがらずにやりましょう!!笑い
具体的なチェックポイントは、全体の距離、フェアウェイの幅を見て落とすポイントを想像する。といったところになります。
また、ホールレイアウトを確認したら次にOB、バンカーの位置の確認を行います。
よくあるケースは、
ティーショット → バンカーです。
当然バンカーの位置もある程度入りやすいであろう場所を想定して作れていますので、入りそうだなと感じたら、向きを変えたり届かないよう番手をあえて低くして打つなど、徹底してリスクを避ける事が重要です。
不思議なもので、どうせ届かないだろーと思って打った時ほどハマってしまうものです。。
まとめ
いかがでしたか??
ゴルフはスコアだけが全てではありませんが、ゴルフに取り組む上で、いついつまでにどれくらいのスコアになる!など具体的な目標を定めることは非常に大事なことです。
ただ初心者の方は、スコアを意識し過ぎるあまり、思い通りに行かず、ゴルフそのものがが嫌いになってしまうというリスクもあります。。
これでは本末転倒なので、ゴルフ初心者の方であれば、ゴルフスコアはオマケ程度に考えて、ゴルフを楽しむことだけを考えるのも良いと思います。
「ゴルフって難しいけれど、だんだん打てるようになってきて、ちょっと楽しいかも…」こんな状態になったときに考えてみるのも良いと思います。
いづれにしても、ゴルフは100を切ってからが面白くなりますので、是非あきらめず一緒に頑張りましょう!

